多くのお客様に受け入れられる商品を開発するため

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東京本社 クリエイト本部
商品開発課 主任

商品開発を中心に活躍中。学生時代にデザインを学び、広告制作会社を経て、2015 年に東京リボン入社。

商品開発は考えることの連続

弊社は半年に一度商品を発売するのですが、その新商品の開発をしています。まずは課内で商品のアイディアを出し合い、開発担当を決めて、各自開発に取り掛かります。例えば「お花屋さん向けの耐水性のあるラッピングペーパーを企画する」と決めたら、サイズ、素材、価格、デザインなど、を検討していきます。社内の営業メンバーの意見を聞いたり、時にはお客様にヒアリングなども実施します。何が実現可能か協力工場にも相談して、様々な要素のバランスをとりながら、商品の仕様を決めていきます。

そして企画書にまとめて経営メンバーへ提出。無事に承認がおりて製品化が決定したら、必要に応じて協力工場へ出向き、色確認に立ち会うこともあります。

また販売促進課と連携し、商品の販促物の製作、SNS運用も担当しています。

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価値ある商品を作るということ

一番大事にしていることは、お客様が価値を感じていただける商品を作り出すことです。
弊社のお客様は幅広く、例えばお花屋さんといっても、庶民的なお花屋さんから個性的なお花屋さんまであります。それぞれのお店で好まれる商品のテイストは違いますが、どちらも大事なお客様です。トレンドを取り入れたデザインと王道的なデザイン、そのバランスをいつも模索・調整しながら作っています。

一つのアイテムの中でも、様々なお客様のニーズに応えるためにデザインや色のバリエーションを持たせたり、また、アイテム同士の組み合わせもしやすいように、同じデザインを複数アイテムに展開してシリーズ化したりしながら、丁寧に企画しています。

お客様のニーズを把握するため、商品の売れ行き指標は常に追っています。新商品の指標は特に注目してみたり、同じアイテムの中でも色や柄によって異なります。また他社さんの動向や、業界全体の傾向、お花屋さん・お菓子屋さんの店舗視察と、情報収集は積極的に行なっています。

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コロナ禍では、社内メンバーに向けてオンライン商品説明会を実施しました。何ページにもわたる企画書を作っても社内の営業メンバーが最後まで見てくれないこともありましたが、商品説明やラッピング方法を実演も交えて動画で配信すると皆さんが興味を持って見てくれました。そこで動画の効果を実感したことから、社外向けにも、SNS において動画の投稿を増やすべく、より効果的な撮り方や編集方法を模索中です。

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これからの東京リボンは

私は2015年から今の仕事をしています。学生時代にデザインを学び、卒業後は広告制作会社でポスターやリーフレットのデザインをしてきたことが、今の仕事にも活きています。

多くのご贔屓いただいているお客様に支えられてここまできましたが、オンラインで商品を受注できるようになったりと、色々な変化があります。それにしっかりと対応して、お客様にとって価値ある商品を開発していきたいと思います。