当社は明治時代の末期、東京都新宿四谷に小間物商(帯留、かんざし)として商売を始めました。
当時の小間物商品のひとつに頭髪用のリボンが売られており、今まで頭髪用として限定されていたリボンを、当時のお客様の「花の飾りにリボンを使いたい」という要望にお応えしたところ、様々な業界で使用いただく最初のきっかけとなり、その後大正10年(1921年)にリボン専門店として新発足しました。
我々の販売している商品はモノの付加価値を高める為にあります。
その付加価値というのは、プレゼントされる方の思いや感情を、色や素材で形にすることになります。それを形作るアイデアや、背景にある様々な思いに寄り添い解決するために、お客様とのコニュニケーションをとても大切と考えています。
そして、仕事を通してお客様への思いやりを学ぶ中で、それが自然とスタッフ同士の気づきや思いやりとなり、会社全体の活気や一体感がさらに高まることを期待しています。
お客様がより楽しく、楽に仕事ができ、より売り上げを拡大していく時、良き相談者として当社が選ばれたら嬉しいですし、そういう存在になれるよう努力する所存です。
これからも「心を伝える東京リボン」として、贈り手の愛や感謝を色や形に変えて、人と人を繋ぐお手伝いをしてまいりたいと思います。
東京リボン株式会社
代表取締役社長
川原 陽一郎