巾着の紐をリボンで可愛く!選び方から通し方まで完全ガイド

手作りの巾着袋や、手持ちのアイテムをより可愛くアレンジしたい時、「紐をリボンに変えてみたい」と思ったことはありませんか?
いつもの丸い紐をリボンに変えるだけで、巾着の雰囲気はガラリと変わり、上品さや可愛らしさがぐっとアップします。
しかし、「リボンだと滑ってほどけやすいのでは?」「どんなリボンを選べばいいの?」と迷ってしまうことも多いものです。
実は、巾着の紐として使うには、素材選びや太さのバランスにちょっとしたコツがあります。
この記事では、巾着の紐にぴったりなリボンの選び方から、必要な長さの計算方法、きれいに結ぶコツまで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
あなただけの素敵な「リボン巾着」を作るためのヒントを、ぜひ見つけてくださいね。
巾着の紐をリボンに変える基本知識

巾着袋の口を閉じる紐として、あえてリボンを選ぶことには、見た目の可愛さ以外にもさまざまな特徴があります。
一般的な丸紐との違いや、リボンならではのメリット・デメリットを知っておくことで、用途に合わせた最適な素材選びができるようになります。
まずは、リボンを巾着紐として使う際の基本的な知識について見ていきましょう。
普通の紐とリボンの違い
巾着に使われる一般的な「紐(丸紐やアクリルコード)」と「リボン」の最大の違いは、その形状と質感です。
紐は断面が円形で滑りが良く、しっかりと口を絞る機能性に優れています。一方、リボンは平らな形状をしており、装飾性が高いのが特徴です。
また、素材のバリエーションも異なります。
- 紐: アクリルや綿が主流で、丈夫で実用的。
- リボン: サテン、グログラン、オーガンジーなど種類が豊富で、光沢や透け感を楽しめる。
リボンは「結ぶ」だけでなく「見せる」要素が強いため、作品のテイストを大きく左右する重要なパーツとなります。
リボンを巾着紐として使うメリット・デメリット
リボンを巾着の紐として使うことには、デザイン面での大きなメリットがありますが、機能面での注意点も存在します。
これらを理解して、作品の用途に合うかどうか判断してみましょう。
メリット
- デザイン性: 色や柄、素材が豊富で、高級感や可愛らしさを演出できる。
- アレンジ: 蝶々結びが華やかになり、プレゼント用にも最適。
デメリット
- 滑りやすさ: 素材によっては結び目がほどけやすい。
- 摩擦: 何度も開け閉めすると、リボンが傷みやすい場合がある。
日常的に頻繁に開閉するお弁当袋などには丈夫なものを、ギフト用には見た目重視のものを、といった使い分けが大切です。
巾着紐におすすめのリボンの種類と選び方

巾着の紐としてリボンを使う場合、「滑りにくさ」と「丈夫さ」がとても重要です。
見た目の可愛さだけで選んでしまうと、すぐにほどけてしまったり、引き絞る時の摩擦でボロボロになってしまったりすることがあります。
ここでは、手芸初心者の方でも扱いやすく、巾着の開閉にも適したおすすめのリボンの種類をご紹介します。
初心者におすすめのグログランリボン
巾着作りの初心者に最もおすすめなのが、「グログランリボン」です。
表面に横うね(凹凸)があるのが特徴で、この凹凸が滑り止めの役割を果たしてくれるため、結び目がほどけにくく、しっかりと口を絞ることができます。
グログランリボンの魅力:
- 摩擦に強い: 開け閉めを繰り返しても傷みにくい。
- 結びやすい: ハリがあり、きれいな形のリボン結びが作れる。
- 種類が豊富: 無地から柄物までデザインがたくさんある。
実用性と可愛さを兼ね備えているので、迷ったらまずはグログランリボンを選んでみると良いでしょう。
上品な仕上がりのサテンリボン
ツルツルとした滑らかな手触りと、美しい光沢が魅力の「サテンリボン」。
高級感を出したい時や、エレガントな雰囲気の巾着を作りたい時にぴったりです。コスメポーチやギフト用の巾着によく使われます。
ただし、表面が滑りやすいため、巾着の紐として使う場合は少し注意が必要です。
- 両面サテン: 裏表がなく高級感があるが、非常に滑りやすい。
- 片面サテン: 裏面が少しざらついているため、両面タイプよりは摩擦がある。
サテンリボンを使う場合は、少しきつめに結ぶか、リボン結びがほどけにくい結び方を活用するのがおすすめです。
カジュアルな綿テープリボン
ナチュラルな雰囲気や、カジュアルなデザインの巾着には「綿(コットン)テープ」や「リネンリボン」がよく合います。
天然素材ならではの温かみがあり、手肌にも優しいのが特徴です。
綿テープリボンのメリット:
- 洗濯に強い: 水洗いが可能で、汚れても安心。
- 滑りにくい: 適度な摩擦があり、結び目がしっかり止まる。
- 馴染みが良い: キャンバス地やリネン生地の巾着と相性抜群。
お弁当袋やコップ袋など、日常使いで洗濯頻度の高いアイテムには、ポリエステル製のリボンよりも綿素材のテープが適しています。
子ども用巾着に最適なカラフルリボン
お子様の入園・入学グッズや、元気なイメージの巾着には、カラフルでポップなリボンがおすすめです。
特にポリエステル素材の柄入りリボンや、チロリアンテープのようなデザインリボンは、シンプルな生地のアクセントになります。
選ぶ際のポイント:
- 耐久性: 子どもが扱うため、引っ張っても切れにくい丈夫な素材を選ぶ。
- 色落ち: お洗濯のことも考え、色落ちしにくいポリエステル素材が安心。
- 太さ: 子どもの小さな手でも結びやすい、適度な太さ(10mm前後)を選ぶ。
お子様の好きな色やキャラクターのイメージカラーに合わせて選んであげると、愛着を持って使ってもらえるはずです。
巾着に最適なリボンの太さと長さの決め方

リボンの素材が決まったら、次は「太さ(幅)」と「長さ」を決めましょう。
巾着本体のサイズに対してリボンが太すぎると口が閉まりにくくなり、細すぎると頼りない印象になってしまいます。
また、長さが足りないと結べず、長すぎると邪魔になるため、適切なバランスを見極めることが大切です。
巾着のサイズ別リボンの太さ目安
巾着の大きさに合わせてリボンの幅を選ぶことで、使いやすさと見た目のバランスが整います。
以下は、一般的な巾着サイズに対するリボン幅の目安です。
| 巾着の種類 | サイズ目安 | おすすめのリボン幅 |
|---|---|---|
| ミニ巾着 | アクセサリー入れなど | 3mm 〜 6mm |
| 小〜中サイズ | コップ袋、コスメポーチ | 6mm 〜 10mm |
| 中〜大サイズ | お弁当袋、給食袋 | 10mm 〜 15mm |
| 特大サイズ | 体操着入れ、着替え袋 | 15mm 〜 20mm |
紐を通す部分(通し口)の幅が狭い場合は、太いリボンが通らないことがあるため、通し口のステッチ幅よりも少し細めのリボンを選ぶのが鉄則です。
必要なリボンの長さの計算方法
巾着の紐に必要な長さは、簡単な計算式で求めることができます。
リボンを「片側だけで絞るタイプ」か「両側から絞るタイプ」かによって計算が変わりますが、ここでは一般的な「両側絞り(左右から紐が出ているタイプ)」の計算方法をご紹介します。
リボン1本あたりの長さ計算式:
(巾着袋の口幅 × 2) + (結び目用として 15cm 〜 20cm)
例えば、口幅が20cmの巾着の場合:
(20cm × 2) + 20cm = 60cm
両側絞りの場合はこの長さのリボンが2本必要になります。
片側絞りの場合は、上記の計算式で算出した長さが1本あればOKです。
余裕を持った長さ設定のコツ
計算上の長さぴったりにカットしてしまうと、実際に通してみた時に「あと少し長さが足りない!」ということが起こりがちです。
リボンは結び方によって必要な長さが微妙に変わるため、少し余裕を持って準備することをおすすめします。
失敗しないためのコツ:
- 長めにカット: 計算よりも5cm〜10cmほど長くカットしておく。
- 通してから調整: 実際に巾着に通し、口を最大まで開いた状態で長さを確認する。
- 結んでからカット: 最後にリボン結びをして、バランスを見てから余分な端をカットする。
特にリボン結びを大きく華やかにしたい場合は、結び目用の長さを多めに見積もっておくと安心です。
巾着へのリボンの通し方と結び方

リボンの準備ができたら、いよいよ巾着に通していきます。
丸紐とは違い、リボンはねじれやすいため、通す際には少し注意が必要です。
ここでは、スムーズにリボンを通すための道具や手順、そして仕上げのきれいな結び方について解説します。
リボン通しに必要な道具
リボンをスムーズに通すためには、適切な道具を使うのが近道です。
専用の「紐通し」があると便利ですが、家にあるものでも代用できます。
- 紐通し(プラスチック製・金属製): 100円ショップや手芸店で購入可能。リボンを挟んで固定するタイプがおすすめ。
- 安全ピン: リボンの端に刺して通す。細い通し口にも入りやすい。
- ヘアピン: リボンの端を挟んで通す。簡易的な代用品として使える。
リボンは生地を傷めやすい場合があるため、先端が丸くなっている道具を使うのがポイントです。また、リボンの端がほつれないよう、通す前に軽くセロハンテープを巻いて補強しておくとスムーズに通ります。
片側リボンタイプの通し方
片側だけで口を絞るタイプは、リボンが1本で済むシンプルな構造です。
以下の手順で通していきます。
- リボンの端を紐通しにセットします。
- 巾着の右側の通し口から入れ、ぐるっと一周させて同じ右側の口から出します。
- リボンの両端を揃え、お好みの位置で固結び、またはリボン結びをします。
ポイント:
通している最中にリボンが中でねじれてしまうことがあります。指で確認しながら、リボンの表裏がひっくり返らないように平らな状態をキープして進めましょう。
両側リボンタイプの通し方
両側から引っ張って口を絞るタイプは、2本のリボンを使います。
少し複雑に感じるかもしれませんが、順序を守れば簡単ですよ。
- 1本目: 右側の通し口から紐を入れ、反対側の左を通って、ぐるりと回してまた右側から出しましょう。
- 2本目: 今度は左側の通し口から入れます。1本目とは逆に右を通って、左側に戻して出してください。
- 左右それぞれの側で、出てきたリボンの両端を一緒に結びます。
左右それぞれにリボンの輪ができるイメージですね。
両側タイプは巾着の口がしっかりと閉まりやすく、見た目もシンメトリーでバランス良く仕上がるでしょう。
きれいに見える結び方のコツ
巾着の紐をリボンにする最大の魅力は、結び目の可愛らしさにあります。
ただの固結びではなく、きれいなリボン結びやループエンド代わりの結び方を工夫してみましょう。
- 基本のリボン結び: 輪をふっくらと作り、左右のバランスを整えます。タレの長さを揃えると上品に見えます。
- ほどけにくい結び方: 最初のひと結びを2回巻く(外科結び)と、摩擦が増えてほどけにくくなります。
- 端の処理: リボンの切り口はほつれやすいため、ライターの火で軽くあぶる(ヒートカット)か、ほつれ止め液を塗って処理しておくと、きれいな状態が長持ちします。
リボンの表裏がある場合は、結ぶ時に常に表側が見えるように意識して整えると、プロのような仕上がりになります。
初心者でも簡単にできるリボン巾着の作り方

「既存の巾着の紐を変えるだけでなく、リボンにぴったりの巾着を一から作ってみたい」という方へ。
ここでは、リボンを通すことを前提とした、シンプルで可愛い巾着袋の作り方をご紹介します。
リボンの幅に合わせて通し口を調整するのが、きれいに仕上げるコツです。
基本の巾着袋の縫い方
まずは長方形の布を用意し、中表(表側が内側になるよう)にして半分に折ります。
両端を縫い合わせる際、上部にリボンを通すための「あき(スリット)」を残しておくのがポイントです。
- 布の端(縫い代)をジグザグミシンなどで処理します。
- 中表に合わせ、両脇を縫います。この時、上から7cm〜10cm程度は縫わずに開けておきます(これがリボン通し口になります)。
- 縫い代をアイロンで割り、「あき」の部分をコの字型にステッチして補強します。
この「あき」の位置が、リボンが出てくる場所になります。
リボンを通す部分の作り方
次に、リボンを通すトンネル部分を作ります。
リボンは丸紐よりも幅があるため、通し口の幅には余裕を持たせることが大切です。
- 袋の口部分を、まずは1cm、次に2cm〜3cm(リボンの幅に合わせて調整)の三つ折りにします。
- 三つ折りにした下端をぐるりと一周縫います。
- もしフリル付きの口にしたい場合は、三つ折りの上端から2cmほどの位置も一周縫うと、絞った時に口元がフリルのようになって可愛さが倍増します。
目安:
リボン幅が10mmなら、通し口の幅は15mm〜20mm程度あると、スムーズに通すことができます。
仕上がりをきれいにするポイント
手作り巾着を既製品のように美しく見せるための、ちょっとしたひと手間をご紹介します。
- アイロンがけ: 縫う前の折り目付けや、縫い代を割る作業でこまめにアイロンを使うと、歪みがなくなりピシッとした仕上がりになります。
- 角の処理: 袋を表に返す時、底の角を目打ちなどでしっかりと出すときれいな形になります。
- リボンの向き: リボンを通す際、ねじれないように注意深く通すだけで、完成時のクオリティが大きく変わります。
特にリボンを使う場合、布地も少しおしゃれなものを選ぶと、リボンの光沢感と相まって素敵な作品になりますよ。
巾着リボンのトラブル対処法

リボンを巾着紐として使っていると、「すぐにほどけてしまう」「通しにくい」といったトラブルに直面することがあります。
でも大丈夫、ちょっとした工夫やメンテナンスでこれらの問題は解決できます。
長く快適に使い続けるための対処法を知っておきましょう。
リボンがほどけやすい時の対策
サテンリボンなど、表面が滑らかな素材は、どうしても結び目がほどけやすくなります。
そんな時は、結び方を工夫してみましょう。
- 二重結び: 蝶々結びをする際、輪を作る前のひと結びを2回巻きにします。これだけで摩擦が増え、緩みにくくなります。
- ベルベットやグログランに変える: どうしてもほどける場合は、摩擦の大きい素材のリボンに交換するのも一つの手です。
- ループエンドの使用: リボンの端にループエンド(留め具)を付けると、重みで紐が落ち着き、結び目が安定しやすくなります。ただし、リボン用の平たいループエンドを選ぶ必要があります。
リボンが通しにくい時の解決方法
リボンを通している途中で引っかかったり、紐通しが抜けなくなったりすることがあります。
これは、通し口の幅に対してリボンや紐通しが太すぎることが原因であることが多いです。
解決策:
- 細い紐通しを使う: 安全ピンやヘアピンなど、厚みのない道具に変えてみる。
- リボンの角をカット: リボンの先端を斜めにカットして尖らせると、詰まりにくくなります。
- 通し口を広げる: 自作の場合は、一度ほどいて通し口を広く縫い直すのが確実です。
無理に引っ張ると生地が破れたりリボンが切れたりするので、一度戻して道具を変えてみましょう。
リボンが切れた時の修理方法
長く使っていると、摩擦でリボンが擦り切れたり、端がほつれてきたりします。
リボンは消耗品と割り切り、傷んできたら新しいものに交換するのが一番ですが、応急処置も可能です。
- 端のほつれ: ほつれた部分をきれいにカットし、ライターで軽くあぶって溶かすか、透明なマニキュアやほつれ止め液を塗って固めます。
- 途中の切れ: 結び目の位置を変えて隠すこともできますが、強度が落ちているため、早めの交換をおすすめします。
季節や気分に合わせてリボンの色や素材を変える「交換」自体を楽しむのも、リボン巾着ならではの醍醐味です。
高品質なリボンをお探しなら東京リボンへ

巾着の紐をリボンに変えるなら、長く使えて見た目も美しい、品質の良いリボンを選びたいものです。
創業から長きにわたりリボンを専門に取り扱ってきた「東京リボン」では、巾着に最適なリボンを数多く取り揃えています。
ハンドメイド初心者の方にも扱いやすい「グログランリボン」や、豊富なカラーバリエーションの「サテンリボン」、ナチュラルな風合いの「コットンリボン」など、用途に合わせて選べるラインナップが魅力です。
プロも愛用する確かな品質のリボンなら、あなたの手作り巾着がワンランク上の仕上がりになること間違いありません。
自分だけの特別な巾着作りや、大切な人へのギフトアレンジに、ぜひ東京リボンのアイテムをご活用ください。
まとめ

巾着の紐をリボンに変えるだけで、いつものアイテムがぐっと可愛らしく、特別なものに生まれ変わります。
記事でご紹介した通り、初心者の方には滑りにくく丈夫な「グログランリボン」が特におすすめです。また、用途に合わせてサテンやコットン素材を使い分けることで、機能性とデザイン性を両立させることができます。
太さや長さのバランス、ほどけにくい結び方のコツさえ押さえれば、誰でも簡単に素敵なリボン巾着を作ることができます。
ぜひ、お気に入りのリボンを見つけて、世界に一つだけのオリジナル巾着作りを楽しんでみてくださいね。
巾着の紐をリボンにすることについてよくある質問
巾着の紐をリボンにする際、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
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Q1. 巾着のリボンは洗濯しても大丈夫ですか?
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A1.素材によります。ポリエステルや綿素材は洗濯に強いですが、サテンやオーガンジーなどは手洗いか、洗濯ネットの使用をおすすめします。色落ちの可能性もあるため、最初は単独で洗うと安心です。
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A2.リボンの切り口はほつれやすいです。ライターの火で軽くあぶって溶かす(ヒートカット)か、手芸用の「ほつれ止め液」を塗ることで防げます。
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A3.はい、可能です。ただし、長さが短い場合や、耐久性が低い場合もあります。長く使いたい場合やプレゼント用には、手芸店などのリボンをおすすめします。
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A4.巾着のサイズによりますが、一般的なお弁当袋やコップ袋サイズなら、6mm〜10mm幅が結びやすく、見た目のバランスも良いです。
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A5.結び目に水を少しつけてから結ぶと、乾いた時に形状が固定されやすくなります。また、結び目の中心に手芸用ボンドを極少量つける方法もありますが、解けなくなるので注意が必要です。